LIVA に Windows 7 をインストール


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残念ながら LIVA には直接 Windows 7 はインストールできません。Windows 7 を使いたいなら LIVA X 等を使いましょう。

ただし、ちょっと卑怯な手を使うと LIVA で Windows 7 を動かすことはできます。動かすことは…。

Hyper-V:

Hyper-V に対応した PC に Windows Server 2012 R2 をインストールすると Hyper-V が利用できます。この Hyper-V のゲスト OS として Windows 7 が使用できます。ということで、LIVA で Hyper-V を使ってゲストOSに Windows 7 が使えるのではないかということを今回確認してみました。(実用性はともかくですが…。)

では、LIVA で Hyper-V は使用できるのでしょうか? LIVA の CPU が Hyper-V に対応しているかどうかは、Coreinfo で確認できます。

C:\>Coreinfo.exe -v

Coreinfo v3.31 - Dump information on system CPU and memory topology
Copyright (C) 2008-2014 Mark Russinovich
Sysinternals - www.sysinternals.com

Intel(R) Celeron(R) CPU N2807 @ 1.58GHz
Intel64 Family 6 Model 55 Stepping 8, GenuineIntel
Microcode signature: 00000811
HYPERVISOR      -       Hypervisor is present
VMX             *       Supports Intel hardware-assisted virtualization
EPT             *       Supports Intel extended page tables (SLAT)

「VMX」と「EPT」が供に 「*」になっているので、LIVA が Hyper-V に対応していることが確認できました。では、ゲスト OS に Windows 7 をインストールしていきましょう。

今回は試していませんが Windows 8.1 Enterprise/Pro 等でもクライアント Hyper-V が使えますので、同様にゲスト OS として Windows 7 を使用することもできるかと思います。

なお、対応ゲスト OS なら Windows 7 以外でも Hyper-V で動かすことができます。(Linux を含む)

Hyper-V のインストール:

Windows Server 2012 R2 に Hyper-V をインストールする部分は省略します。「役割と機能の追加」で Hyper-V を追加してください。そして一通り Hyper-V の設定を済ませてください。

ゲスト OS の ISO ファイルを準備:

ISO 形式の Windows 7 のインストールメディアを用意します。NTFS フォーマットの USB メモリにでもコピーして LIVA に接続しましょう。(ネットワーク経由で ISO ファイルを LIVA にダウンロードするのでも可)

仮想マシン作成:

Hyper-V マネージャを開いて、仮想マシンを作成していきます。

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Windows 7 の仮想マシンを作成します。Windows 7 は第2世代の仮想マシンに対応していませんので、第1世代の仮想マシンを作成します。

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メモリサイズは512MB。動的メモリを使用にチェック。

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ネットワークの構成で事前に作成しておいた仮想スイッチを選択。

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Windows 7 では、仮想HDDの容量は 32GB 程度は必要になるようです。ここでは 32GB の VHDX 固定サイズで作成します。

WS000005インストールメディアのセット。(後からでも可なのでここでは無視しています。)

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「完了」を押してしばらく待つと仮想マシンの作成は終了。

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OS のインストール:

必要に応じて仮想マシンの各種設定を行います。(動的メモリの上限を設定したり、仮想プロセッサの数を設定したり)

スタートアップ順序で「CD」を一番最初に設定し、インストールメディアから起動できるようにします。

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ISOファイルを仮想CD/DVDドライブのイメージに設定して、仮想マシンに接続し、起動します。

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仮想DVD から Windows のインストーラを起動しますので、「Press any key to boot from CD or DVD」が表示されている間に何かキーを入力して、OS のインストールを開始します。仮想マシンでも手順は変わりません。

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インストールが終われば、LIVA で仮想マシンの Windows 7 を使うことができます。が、その前に Windows Update をしましょう。これには非常に長い時間がかかります。

なお、事前に IE のバージョンアップや Windows Update エージェントを最新バージョンにアップデートしておかないと、うまく Windows Update ができないかもしれませんが、Windows Update のトラブルは Hyper-V 環境に限ったことではありません。

ゲストOSでリモートデスクトップ接続を許可すれば他PCからリモートデスクトップで接続したり、ホストOSからリモートデスクトップで接続して利用することもできます。(リモートデスクトップに対応した OS の場合)

注意:

  • ゲストOSに32GBぐらいは必要になりますので、LIVA は 64GB モデルでないと Hyper-V を使うのは難しいでしょう。
  • ただし、外付け HDD/SSD を繋ぎ、ゲストOS をそちらに置くのであれば 32GB モデルでも何とか使えるものと思います。
  • LIVA には2GBしかメモリはありませんし、CPU も高性能なものではありません。リソースはホストOSとゲストOSで分け合うことになります。つまり、仮想マシンを動かすのに十分な環境ということではありませんので、ほどほどに。
  • LIVA の GPU は Intel HD Graphics です。このため RemoteFX には対応していません。

参考記事: